OAサポート奮闘記

(最終更新日:2011年10月11日)
 私の仕事は世に言う・俗に言う「IT関連」である。平たく言えばパソコンを使ってプログラムを組んだり、取引先のパソコンサポートをしてあげることが中心、と言える。プログラムを組む作業はプラモデルを作るのと同様に「物を作る楽しさ」を満喫できるので好き。だが、取引先のパソコンサポートとなると、なかなか困った客人が多数発生する。そういった困った体験記って あたこちのホームペーヂで見かけるのだが、やはり皆さん、似たような体験を なさっているようで(^-^;)。という訳で、ぼやきの意味合いを込めて私の体験をいくつか書き綴る。同じIT業界にいる人が これを読んだ際、「そうだそうだ!」と気持ちを共有してくれれば これ幸いである。但し、IT業界の立場から読めば それなりに意味が分かる半面、パソコン初心者が読んでも「(@_@)???」になる可能性が非常に高いので ご容赦を。
 尚、当然のことであるが、新たに凄い客人が見付かり次第、いつの間にか内容が増えていく・・・予定である。




●インターネットとeメイルの区別

客: 「突然インターネットの送受信が できなくなったんです!」
私: 「(インターネットで送受信??? アンケートの入力フォームでも使っているのか?)」
客: 「相手先のアドレスは間違っていないと思うんですけどぉ〜・・・」
私: 「(インターネットで相手先のアドレス!? やばい、私ともあろう者が、話が分からなくなってきた・・・)」
客: 「やっぱりメールソフトをBecke○とかサンダーバー○に変えた方がいいんですかね〜?」
私: 「(オイ! そういうのは『インターネット送受信』とは言わずに『eメイル送受信』って言うんだよね・・・。先に気付かなかった私が悪いのか!?)」



●新しいOS

私: 「お客様が利用なさっているパソコンのOSは何ですか?」 
客: 「えっとぉ〜・・・あっ、ここに書いてあった、(自信満々に) Windos 97!!」
私: 「(アンタ、今、何を見て そう答えたのだ!?)」



●新しいMS Officeバージョン

私: 「お客様が利用なさっているOfficeソフトのバージョンは何ですか?」
客: 「えっとぉ〜・・・あっ、これのことかな、(自信満々に)Office Me!!」
私: 「(へぇ〜、そんな物が あるんだぁ〜(・o・)。って、ンな訳ねぇ〜だろっ! どこの海賊版だ!?)」



●新しいeメイルソフト

私: 「お客様が利用なさっているeメイルソフトは何ですか?」
客: 「(サラッと)インターネットエクスプレスです」
私: 「(へ・・・!? 何と微妙な名前、何と中途半端な名前、過去に かすった名前の物は聞いたことがあるけど、ズバリこの名前のeメイルソフトは全くの初耳だ・・・ヤバイ・・・どうしよう・・・。ここは時間を稼ぐしかない!)これより弊社のネットワーク部に確認を取りますので、後ほど 折り返し連絡いたします。」
 ・・・と言って一旦電話を切り、対処方法を模索すると同時に『インターネットエクスプレス』なる物の情報を検索するも・・・引っ掛からない(゜ロ゜)。後ほど客に直接問い合わせたところ、何のことはない「Outlook Express」のことだった。これに気付かなかった私の方が悪いのか!?



●アレ、って何?

客: 「アレが起動しなくなっちゃったんだよ!」
私: 「(アレ、って何だろ? まぁ〜、ともかく、)どのソフトが起動しなくなりましたか?」
客: 「ほら、アレだよ、アレ!」
私: 「(アレ、言われてもな〜・・・)」
客: 「あ゛〜っ、何つったっけな、だからアレだよ!」
私: 「(ぷっ、こういうのってハタから聞いてると結構オモロイかも)」
客: 「(かなりブチ切れた状態で)これだけアレだって説明しているのに、まだ分からないのか!?」
私: 「(分かんね〜よ(▼。▼)!!)」



●アホや・・・

客: 「パソコンに繋がっていたLANケーブルを抜いたら 急にインターネットに接続できなくなったんだよ。」
私: 「(だったら差し直せよ(▼。▼)!!)」



●自分で調べろ

客: 「あー、もしもし? OSって何?」
私: 「(自分で調べろ(▼。▼)!!)」



●専門外

私: 「お客様が使用なさっているパソコンの機種名は何ですか?」
客: 「富士通のFMVビロ!」
私: 「(モビルアーマーは専門外です!! アナハイム・エレクトロニクス社かモルゲンレーテ社に お問い合わせ下さい。)」



●どこのメーカー品だよ・・・其之壱

私: 「お客様が使用なさっているパソコンの機種名は何ですか?」
客: 「富士通の・・・ほら、バザールで ござーるが宣伝しているやつ!」
私: 「(それって どこのメーカー品だよ・・・)」



●どこのメーカー品だよ・・・其之弐

私: 「お客様が使用なさっているパソコンの機種名は何ですか?」
客: 「うちの会社では少数派なんだけど、マイクロソフト社のマッキントッシュ」
私: 「(あ゛〜、確かに世界的にも少数派だと思うよ〜)」



●OSが無い!?

私: 「お客様が利用なさっているパソコンのOSは何ですか?」
客: 「OS無いんです。」
私: 「え゛!? OS無いんですか!? (それで どうしてパソコンが動く!?)」
客: 「ええ、うちの会社では珍しいと思うんですけどぉ〜・・・」
私: 「(そりゃ そうだ。いや、それ以前にOSを搭載していないパソコンを業務に使うこと自体、世間的には かなりの少数派やで・・・。ってゆ〜か、どうやって動かしているのだ!?)」
客: 「やっぱりMac OS9(まっく おーえす ないん)ですと、サポートの対象外になってしまうんでしょうか(ToT)?」
私: 「(あっ、そういうことだったのか(^-^;)。OS9です、OS無いんです・・・何と紛らわしい! まぁ〜ともかく、これで きちんとした対応ができる♪) Macはサポート対象外です!!」



●締切って いつ?

 定時を過ぎた夕方、帰るための身支度をしていたところ、遠方の客からSOSの電話が(ToT)。
客1: 「システムが止まってしまった。このシステムを使い、何としても今日中に仕上げないと、とんでもないことになる! 大至急対応しろ!」
 一旦電話を切り、仕方なく調査を進めたところ、どうも客人が入力した項目が間違っていたのが原因と判明。客先に電話をしたところ・・・
客2: 「××氏は既に帰宅しました。」
私: 「(今日中に やらないと とんでもないことに なるんぢゃなかったのかよ・・・)」



●どうしてスパゲティーが???

客: 「バスタを消す方法を教えろ。」
私: 「(え? スタ? どうしてスパゲティーが出てくる? しかも それを消すとな???)。恐れ入ります、それは どういったソフトでしょうか?」
客: 「あ゛〜ん? ○イルスバスターに決まってるだろうが。なってねぇ〜なぁ〜、それぐらい常識だろ!」
私: 「(なってない非常識人は お前だろっ! 第一、何だよ その勝手な省略形は・・・。それで格好つけてるつもりかよ!? )」



●派手なのが好き

客: 「俺は何もしていないのに、突然eメイルが繋がらなくなった。何とかしろ。」
私: 「いつから繋がらなくなりましたか?」
客: 「昼休みが終わってから。」
私: 「昼休み前に何か新しいソフトをインストールしたり、ドライバーを更新しましたか?」
客: 「だから、何も やってねーよ!」
私: 「エラー画面には何と書かれていますか?」
客: 「赤いバッテンだ。」
私: 「(そうぢゃなくてさ〜・・・)具体的には どんな日本語が書かれていますか?」
客: 「パスワードが間違ってますだってよ。ふざけやがって。」
私: 「大文字・小文字の区別を きちんと できていますか?」
客: 「当たり前だろ。きちんと やってるよ。」
私: 「Caps Lock部分は光っていますか?」
客: 「何それ?」
私: 「テンキーの すぐ上にある緑色のランプです。」
客: 「あー、これね。うん、昼休みに 何かの拍子で急についたみたいなんだよ。」
私: 「あっ、それが原因のようですね。では それを消した上で もう1度パスワードを入れて下さい。」
客: 「あ゛〜ん? 俺は派手なのが好きだからヤだ。」
私: 「(そ〜ゆ〜問題ぢゃないだろ・・・)」



●指図

私: 「それでは これから私の言う通りに操作を行って下さい。」
客: 「あ゛〜!? お前、何 偉そうに 俺に指図しようとしてるんだ!?」
私: 「(偉いんだよ!! ・・・少なくとも お前よりは)」



●立ち上がる

私: 「(パソコン)立ち上がりましたか?」
客: 「はい、立ち上がりました。」
私: 「画面には どのような表示が出ていますか?」
客: 「え? 真っ暗ですよ。」
私: 「あれ・・・まだ立ち上がってませんか?」
客: 「いえ、さっきから立ち上がってますよ。」
私: 「あら、立ち上がっても画面が真っ暗なままですか!?」
客: 「そりゃそうでしょう。まだ電源入れてないんですから。」
私: 「(え゛、電源入れてないのに立ち上がってる!? ど〜ゆ〜こと?)」
客: 「ところで、そろそろ座っても いいですかね〜?」
私: 「(そっちの立ち上がる かよっ!)」



●ヨロシク言われてもな〜・・・ρ(-ω-)

 現場から事務所に戻ったら机の上に伝言メモが。私の不在中、他の客先から電話が あったらしい。その内容。
メモ: 「よろしく お願いします」
私: 「(で、何を!?)」



そうだよっ!

 この仕事をしていて非常に不思議に感じることの1つは・・・サポート依頼、つまり私からの指示を求めて電話をしてきているはずなのに、私の指示を全く聞こうとしない客が多数いる、ということ。この画面の この設定を確認しろ、とか、あの画面で どういった警告内容が出るかを確認するように求めても、一切応じようとしない。とっても不思議である。その作業を行えばアッサリと片付くのに。
 良きサポートスタッフの場合、こういう時は何とか客に その作業を行うよう 柔らかく・優しく説得する。が、私は悪いサポートスタッフなので、間違っても そのようなことは しない。そういう状況になると わざと専門用語を連発して客を困らせて楽しみ始める。私って悪い子? ムフ(^m^)v。すると たいていの客は 途端にプッツン切れてこう言ってくる。
客: 「あんた、俺がパソコンの素人だと思ってバカにしてるだろ?」
私: 「(そうだよっ!)」



●パパに言いつけてやる

 うちの会社ではパソコンのサポート業務も行っているのだが、担当する地区は限られている。よその地区からサポート依頼が来る・・・ことは常識的に ありえないのだが、何を考えてか時々来ることがある。例えば こんな例。
客: 「横浜支社のパソコン、調子が悪いんだけど、見に来てくれる?」
私: 「(うちは千葉限定やねん!!!)」
こういう場合、何故 うちの会社の横浜支社ではなく、わざわざ千葉支社に電話をかけてくるのかが物凄く不思議!! ただ、聞くところによると過去に受け取った名刺やら、過去のメモ書きに出ている電話番号に なりふり構わず・何の確認もせずに かけてくるアホが結構いるらしい。そういう時、私としては額に血管を浮かせながらも
私: 「恐れ入ります、横浜支社の担当者連絡先は123-456番となっておりますので、こちらまで お問い合わせ下さい。」
ってな感じで中指を立てた状態で親切に教えてあげる。
 ある日、これと同じような依頼のeメイルが届いた。私は当然のことながら上記のような内容の説明文を書いて返信した。すると、その主から またまたeメイルが来た。宛先は私・・・だけでなく、その客の上司にも写しで出されていた。内容は以下のような感じ。
客: 「××課長、私のパソコンが壊れたので担当者を呼ぼうとしたところ、このような冷酷で失礼極まりない返答が ありました。このままでは何の業務も遂行することが できず、我が社としては多大なる被害を被ります。どうすればイイでしょうか?」
 課長にだけ出すなら まだしも、わざわざ見せしめのために私にも電送する。つまり、「パパに言いつけてやったぞ」ってことか。ぷっ(´,_ゝ`)、お坊ちゃん(^o^)。その直後に その課長から詫びのeメイルが届いた。
客課長: 「無能で失礼極まりない部下の非礼を深くお詫び申し上げます。」
 勿論、写しが その客にも届いていた(^m^)。この客が その後どうなったかは・・・知ったことかっ!



●相見積もり

 うちの会社ではパソコン本体の販売業務も行っている。客から見積もり依頼を受け、それをもとに業務提携しているパソコン会社に問い合わせ、ギリギリの安価にて販売している。そんな中にあって、当然ながら困った客も存在する。
客: 「先日お宅で見積もってもらったパソコン、随分高いね〜。他の業者に見積もり依頼をしたら、もっと安かったぞ。相見積もりなんだから、もっと安くしろ!」
 うちは もともとギリギリの安値で見積を出しているので、これ以上は下げられない、ということは客も知っているはずなのよね・・・ρ(-ω-)。また、私には そういった脅迫を正道と思いこんでいるアホを相手にするつもりは毛頭無い。よって
私: 「無理です!(キッパリ!!) どうぞ他の業者から買って下さい!」
と言ってやった。
 後日、その客から見積のあったパソコンの注文が入った。一体 何だったんだよ・・・(-_-#)。



●さて、どうしてでしょう?

客: 「ここの『A』となっているデータを『B』に修正してくれませんかね〜?」
 言われた部分を修正してあげた私。その10分後。
客: 「さっきまで『A』になっていたデータが いつの間にか『B』に変わってるんだよ!! これってどういうことなんでしょうか?」
私: 「(・o・) (絶句・・・)」



●壊れた時計

客: 「この作業、時間どれぐらい かかりそう?」
私: 「そうですね〜、2時間ぐらい必要になりますかね」
客: 「そっかそっか、思ってたよりも早く終わりそうだな。ぢゃあ、終わったら また連絡してちょうだい。」
10分後
客: 「オイオイ、一体いつまで待たせるつもりなんだよ!?」
私: 「(・o・) (絶句・・・)」



●半角・全角

客: 「転送したファイルを呼び出せなくなったんだよ。どうして?」
私: 「今、調べてみますね。(調査実行中・・・)あっ、ファイル名が全角になっているのが原因のようですね。半角にした状態で もう1度転送していただけますか?」
客: 「あ゛〜? ずっと半角で やっているよ。お前の作ったソフトがバグだらけぢゃねぇ〜のか!?」
私: 「(バグだらけなのは お前の頭やろ・・・)とりあえず、物は試しということで もう1度 試していただけますか?」
再試行のため、一旦電話を切る。
客: 「やっぱり出てこね〜ぞ!」
私: 「今、調べてみますね。(調査実行中・・・)ありゃりゃ、また全角になっているようですね〜。きちんと半角入力になっていることを確認なさいましたか?」
客: 「お前、俺のことバカにしてんのか!?」
私: 「(そ〜だよっ!)」
客: 「きちんと半角にしてるぞっ! お前が勝手に変えたんだろ!?」
私: 「(本当に変更したろか・・・(`m´#)!!)」
客: 「あっ、ところでさ、」
私: 「はい?」
客: 「半角って何? どうやって入力するの?」
私: 「(オイ(▼。▼)!!)」


●変更が禁止されているパスワード

私: 「このアカウントは共有なので、パスワードの変更は絶対に行わないで下さい」
客: 「はい、分かりました。」
  数日後。
客: 「パスワードを変更しようとしたんだけど、うまくいかない。やり方を教えて。」
私: 「(・o・) (絶句・・・)」


●クリック

私: 「このボタンをクリックして下さい。」
客: 「右クリック? 左クリック?」
私: 「左です。クリックと言った場合は全て左クリックを指します。」
客: 「あっ、そうなんですね。はい、クリックしました。」
私: 「次に、そのボタンをクリックして下さい。」
客: 「右クリック? 左クリック?」
私: 「左です。先程も言いましたが、単にクリックと言った場合は全て左クリックを指します。」
客: 「あっ、そうでしたね。はい、クリックしました。」
私: 「次に、あのボタンをクリックして下さい。」
客: 「右クリック? 左クリック?」
私: プッツン(▼。▼)。
 この人物に電話サポートする度に歴史は繰り返される。


●ウイルス疑惑

客: 「インストールしたソフトが動かない!」
私: 「インストールした後、何か変わった作業をしていませんか?」
客: 「何もしていない。インストールして、すぐに起動させようとしてエラーが出る。このソフト、バグだらけぢゃねぇ〜のか!? とっとと こっちの事務所に来て何とかしろ!」
私: 「・・・(渋々)では そちらに伺います。」
  現場にて。デスクトップにあるソフト起動のアイコンをダブルクリックすると「***.exeが見付かりません」という表示。試しにプログラムファイルの中を確認したところ、やはり起動用プログラムが存在しない。
私: 「起動用プログラムが存在していないようです。インストールした後、何かファイルを削除しましたか?」
客: 「あ゛〜ん? あっ、インストールしたらexeって名前が付いているウイルスが混入してきたから、削除しておいたぞ。」
私: 「(ウイルスは お前だろ〜(`m´#)!!)」



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