バイオハザード2 挑戦記録



作品紹介   

 この作品のウリは「少なくとも4回遊べる」ということである。主人公が2人いて、ゲームもオモテ面と裏面が存在する。そのため、殿方主人公でオモテ面を遊び、直後に淑女主人公で裏面を遊ぶ。その後に淑女主人公でオモテ面を遊び、直後に殿方主人公で裏面を遊ぶといった感じである。更にはクリアした時の条件によって隠し武器が手に入ったり、新しいコステュームが手に入ったり、ミニゲームが遊べたりと、とにかく遊ぶ側を飽きさせない内容になっている。

 この作品の恐怖分野は「ビックリ」である。予想しなかった場所からいきなりゾンビが出てくる、そういったドッキリ演出が遊ぶ側の心を凍りつかせる。そして、またいつ何時にビックリ演出があるのか、ハラハラさせるものがある。

 また、BH2が製品化される前、企画・開発段階で没になった幻の作品「BH1.5」なるものも存在していた(BHディレクターズカット版のオマケ映像より)。この作品にも男女の主人公が存在し、片方は2で登場したレオンだったのに対し、もう片方は赤いライダースーツを着た「エルザ・ウォーカー」といい、幻のキャラクターになってしまった。




序章

 アメリカ中西部、広大な森林地帯に囲まれた小さな街「ラクーンシティー」。大手一社の薬品産業に支えられ、普段はほとんど人の訪れることのない静かなこの街が奇妙な猟奇事件で取り沙汰されて2ヶ月…。街は今、新たな惨劇の舞台へと変わろうとしていた。
ラクーンシティーに向けて夕日に染まったハイウェイを走る一台のの車があった。
 レオン・S・ケネディー。ラクーン市警に新しく配属が決まった新米警官だ。配属初日を派手な遅刻で飾ることになりそうだが、市警察からは何の音沙汰も無い。というより何度となく交信を試みているのだが、まったくつながらないのだ。「まあいい」レオンは呑気に構え愛車を走らせる。

 同じ頃、クレア・レッドフィールドは、音信の途絶えた兄の消息を追っていた。ラクーン市警に身を置く兄から連絡がなくなって2ヶ月…。兄の身に一体何が起こったのか?未だ解明されないあの猟奇事件と何か関係があるのか?異様な胸騒ぎを感じながら彼女はラクーンシティーを目指してバイクを飛ばす。

 圧倒的な恐怖と絶望の支配する世界が待つことを二人はまだ知らない…


この作品の購入経緯

 通常、シリーズ物のゲームは1,2,3・・・という順番で遊ぶものである。が、私にとってのバイオハザードの場合、見るのも遊ぶのも2が最初であった。2は心友からPS版を見せてもらった。PSでは3までが発売された後、N64版で単発的に2の発売が発表された。当時の私はバリバリの任天堂派だったため、ゲーム機はN64SFCGBしか持っていなかったので、これは有り難かった。しかもファミ通による点数評価が・・・確か37点という高得点だったため、これは買うっきゃない! という訳でN64版のBH2を購入した。

 BH1に関する予備知識は・・・2のオープニング部分でチラッと説明される程度のものしか知らなかったのだが、特に問題無く遊べた。



やり込み日記

 早速N64の電源を入れてみたら・・・とてもロムカセットとは思えないような素晴らしいムービー画面に感動。しかし感動も束の間で、結構怖いのよね(^_^;)。ムービーが終わってゲームが開始。いきなりゾンビに囲まれている。おりゃっ、おりゃっ! と発砲して応戦するも、ゾンビは次々と襲い掛かってくる。気が付いたら「You died」の文字が。あれ? ゲームオーバー??? ちくしょ〜、人をバカにしやがって。再び開始。うーん、ムービーは綺麗だけど、ずーっと見ているだけっていうのもなぁ〜・・・と思って適当にボタンを押したらムービーが省略されて、いきなりゲーム画面に飛んだ。おお、流石はカプコン! 某○クウェアとは偉い違いである。で、先ほどの反省を活かして、今度はゾンビに対して応戦せずに、逃げ回った。今までのゲームであれば、ひたすら敵を倒すのが一般的であったが、BHの場合は敵の数が多かったり、弾数に制限があったりという条件があるため、敵から逃げることも大切な要素である。この辺がとても新鮮に感じた。ともかく、何とか警察署までたどり着いた。安全なはずの警察署が、密かに1番危険な状態になっているのよね。まぁ、そうでないとゲームが成り立たないか(^_^;)

 いきなり窓をブチ破って腕が伸びてくるわ、全く予想していない場所からゾンビが出てくるわ、窓ガラスから烏の群れが大量に入ってくるわ、天井から筋肉お化けが落ちてくるわ、鏡をブチ破って筋肉お化けが出てくるわで、「怖い」というよりは「ビックリ」状態が続いた。あまりにも心臓に悪い演出が続くため、私は自分自身に対して「夜中のBH禁止令」を出したぐらいであった。それでも、後半に入ってくると体が慣れたからなのか、そういった過激な演出が抑えられたからなのか、それほど心臓に負担がかかっているという感触は無くなっていた。ちなみに、鏡をブチ破って筋肉お化けが出てくる場面、私は未だにビックリしてしまう。

 ともかく、何とかクリアした。この時は淑女主人公でオモテ面を遊んだのだが、クリア時間は確か11時間ぐらいだったであろうか。続いて殿方主人公で裏面を遊んだ。はは〜ん、なるほど、こういう形でオモテ面と裏面を繋げているのか〜、といった印象が多少あるも、あんまり繋がっていないなという印象の方が強かったかもしれない(^_^;)。淑女と殿方とでは使える武器が違っていたり、サブプレイヤーが違っていたり、集めるべきアイテムが違っていたりしているが、基本は同じだった。唯一大きな違いだったのは、オモテ面には登場しなかった敵「タイラント」が裏面の随所で登場するということである。この当時、私はタイラントを(一時的にとはいえ)倒すことができる、ということを知らなかったため、とにかく逃げるしかなかった。圧巻だったのは、ガスランプに火を灯して歯車を入手する場面。いきなり壁を突き破ってのご登場だったため、心臓が口から飛び出てしまった(#o#)。ところが! いや〜、カプコンも人が悪いと言うか・・・安心したその直後に再びタイラントが壁破りを披露してくれた日にゃ、心臓が止まってしまった。ともかく、何とかクリア。この時のクリア時間は6時間ぐらいだったと記憶している。殿方主人公の裏面に登場していた「エイダ」なる人物がスパイだったのか、それともただの女性なのか、その辺の疑惑が残ったままだったのが心残りであった。

 続きまして殿方主人公でオモテ面。ふむふむ、なぁ〜るほど、これまた微妙に違っている訳ね・・・。3回目ともなると、だいぶ進め方も分かっているので、かなり順調に進めることができた。裏面では真相が闇に葬られたままだったエイダの正体が判明したのだが、う〜ん、やはり知らない方が幸せな事実もあるということか。次いで淑女主人公による裏面。順調にクリアした。

 これで4回遊んだことになるのだが、これらはいずれも「Easyモード」での話である。隠し武器などの隠し要素を出すためには「Normalモード」で遊ばなくてはいけない。という訳で、殿方主人公を使ってノーマルモードに突入した。そしたら急に敵が強くなるわ、武器の弾薬が少なくなるわ、回復アイテムが少なくなるわで、ゲームの世界がガラリと変わった。う〜ん、これって、結構イイ緊張感かもしれない。また、隠し要素を出すためには一定の時間内にクリア、回復アイテムはなるべく使わない、セーブしない、といった条件が重なるため、とにかく緊張状態が続いた。んで、無事に表裏両方をクリアし、隠し武器およびコステューム(のための鍵)を入手。更にオマケゲームもできるようになった。 このオマケゲームというのがまた物凄い難易度の高さで、クリアするまでに何度も挑戦し続けた。まぁ、最終的には目隠しでもクリアできるようになった・・・かな?

 バイオハザードは全てのシリーズを体験した私であるが、4種類の攻略内容を楽しめるということや、初めて触れたBHであるということ、加えてN64版にのみ搭載された「スーパーマリオ64方式コントロール方法」による操作性の良さも重なり、シリーズ1番のお気に入りが、このBH2である。


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