バイオハザード3 挑戦記録



作品紹介 

 この作品のウリはシリーズ初の広域行動、であろうか。BH1と2は密室ホラーという意味合いが強かったのだが、3では一変して行動範囲が格段に広くなっている。また、1と2では「狭い場所を行ったり来たり」ということが多々あったが、3では一方通行という印象がある。ということは、常に新しい場所の情報を処理し続けなければならず、従来のような同じ風景によるマンネリが全く存在しない。

 この作品の恐怖分野は「迫り来る見えない恐怖」である。序盤から終盤まで追跡者(ネメシス)という、ストーカーも真っ青の追っかけ怪物が登場。彼(?)はいつ、どこで、どのように出現するのか、といった強迫観念を遊ぶ側に与え続ける。そこに存在しなくても「いつ出てくるのか?」といった恐怖は尽きることは無い。まぁ、実際には出現パターンに一定の法則があるのだが、初めて遊ぶ人にとっては最初から最期まで緊張感が途切れることが無いので、もしかしたらBH3はシリーズで最も多くの心臓発作患者を出しているかもしれない(^_^;)。

 3ではさまざまな新要素が組み込まれている。
(1)反転
 咄嗟に後ろを振り向く操作である。ラジコン操作が基本のBHのため、従来は後退するには偉い時間がかかった。が、この反転操作の導入により、迅速な後退ができるようになり、攻撃・逃走の組み合わせによる戦術幅が大きく広がることとなった。この反転操作は後々の作品にも受け継がれつづけている。
(2)回避
 今までは敵に近付かれてしまった場合、正直なところ成す術が無かった。また、うっかり武器を構えている時に敵が近付くと、こちらはすっかり無防備状態になってしまう。という訳で登場したのが回避である。こちらが武器を構えていようがいまいが、敵の攻撃にタイミングを合わせてボタンを押すとサッと回避できるという操作である。個人的にはとっても好きだったのだが、以後のシリーズにこの操作は導入されていない。遊ぶ側の評判が悪かったのか、はたまたゲームバランスを考えたカプコンが敢えて廃止したのか、真意は定かではない。
(3)弾薬オーダーメイド(?)
 BH1と2では落ちている弾薬を拾って、それをそのまま使うという、コナミのシューティングゲーム「沙羅漫蛇」のようなシステムをとっていた。が、BH3では「ガンパウダー」なる物が登場。ガンパウダーの組み合わせにより、遊ぶ側が好きな弾薬を製造できるという、コナミのシューティングゲーム「グラディウス」のようなシステムを導入したのである。弾薬は質より量にするのか、量より質にするのか、その辺を遊ぶ側が自由に選択できるようになっている。が、このシステムもBH3でお目にかかったきり、以後のシリーズには導入されていない。
(4)パズル
 それが数字合わせだったり、順番合わせだったり、ちょっとした計算問題だったり、色々とある。いずれも頭を使う内容となっており、しかも毎回ランダムで答えが変わってしまうという心憎い演出ぶりでありまして。従来のシリーズ・今後のシリーズにも多少は含まれているのだが、その量はBH3がダントツで多い。



序章
 初秋。森から降りる青い薫風が土の香りをはらむ山吹の涼風にかわる。幾度となく自然が繰り返してきた季節の移り変わり。事件から1ヶ月半あまり―――アメリカ中西部に位置する小さな工業都市ラクーンシティも9月を迎え、人々は日々のいとなみの中に記憶を埋没させていった。
 アークレイ山地で起きた怪異な猟奇事件。投入されたS.T.A.R.S.の壊滅。洋館に隠されたアンブレラの生体兵器研究施設と、施設を汚染し人や動物をおぞましい怪物に変貌させる悪魔のウィルス「T」の威力。人々は生還者たちの言葉を信じることができなかった。彼らがそこで体験した恐怖、数々の生体兵器や生ける屍の存在などという話は想像を絶したからだ。生還者たちは人々の理解を待たず、巨悪を暴くため欧州へと旅立った。
 そして、それを境にしてラクーンシティの異変は始まる。市街では異常殺人が頻発し、奇病が流行しだしたのである。Tウィルスの流入―――目に映らない悪魔は静かに忍び寄り、そして人間を怪物とへと変貌させる。人々は己の愚かさを呪った。しかし選択はすでになされた。未来はすでに彼らの手からこぼれてしまったのである。ラクーンシティは崩壊の時を迎えていた。



この作品の購入経緯

 N64版のBH2をクリアし、PS版のBH1もクリアした私。当然ながら次に来るのはBH3なのだが、当時の私は財政難だったり、大学院の研究やらアルバイトに多忙だったため、購入を考える余裕は無かった。が、ある程度身の回りが落ち着いてきた頃にようやく購入とあいなった。



やり込みみ日記
 まずは恒例のオープニング。街中を埋め尽くさんばかりのゾンビ。それに立ち向かう警官隊と特殊部隊。まぁ、ホラー業界では警察や軍隊は役に立たないというお約束の通り、格好イイ登場の直後に無残な光景が広がる。こういった部隊ですら歯が立たなかったゾンビ軍団に主人公はたった1人で立ち向かうというのだから、お約束ってやつである。それにしても、BH1ではコスプレ警官の服装だったジルが、今作では随分と悩ましい服装になったものである(*^_^*)。あんな格好でゾンビの群れを突破するだなんて、これまたホラー業界のお約束である。

 当然ながら最初はEasyモードで遊んだのだが、あまりの装備の充実振りにビックリであった(#・o・#)。ええいっ、ゾンビども、どっからでもかかって来やがれいってんだ♪ BH1ではヘリコプターのパイロットとして多少はご活躍いただいた人が前半で昇天・・・と言えるほどロマンチックなものぢゃなかったな、あれは(^_^;)。それ以降、どこからともなく湧いて出てくる追跡者、そしてまたいつ現れるとも知れない追跡者の恐怖が持続することとなる。バイオハザードシリーズの雰囲気にはだいぶ慣れていたつもりであったが、こういった目に見えない恐怖はまた異質のものがある。

 従来のBHでは狭い空間を行ったり来たりしたので自然と地図を覚えられたのだが、今回は広域を一方通行。折角地図を覚えても、次の瞬間にはその知識が無用の長物になってしまう。見えない恐怖、そして先に何があるか分からない新しい場所。今までとは全く異質の緊張が続く。しかもその追跡者、何と道具を使う知識まで身に付けているときた! これはビックリであった(#・o・#)。

 時計台の決闘の後、主役交代。しっかし、日本のゲームに登場するブラジル人って、みんなカルロスなのね・・・(^_^;)。ともかく、追跡者はSTARSを狙うように指令を受けているはずである。が、ど〜ゆ〜訳かアンブレラ所属のカルロスにまで襲い掛かるというのは納得いかないものである。もう、ここまで来たらうごく物は何でも標的になっちゃっているということか???

 ともかく、無事にジルを救出し、主役は再びボディコン姉チャンに。その後の展開は正直言って長すぎると感じたかな〜。「早く終わらないかな〜」という気持ちが続くも、とりあえずクリアした。だけど、追跡者にトドメを刺すジルって、マグナム銃を片手で打ちまくっていたのよね・・・。あの細い腕のどこにそんな力があるのかという突っ込みを入れてはいけない。また、救出ヘリコプターの操縦者がBH1でジルのパートナー役だった(?)バリーだったというのが嬉しかったね〜。彼って4に登場するのかな?

 ともかく、Easyモードでクリアしたので、当然ながら今度はHeavyモード。いきなり装備がジリ貧なので苦労した。が、何とかクリア。そうしたら用兵達によるミニゲームが遊べるようになったので、今度はそちらをやりこみ、全ての隠し武器および無限弾を入手。Heavyモードを1回クリアするたびに9つの後日談を見られるようになるので、無限段データを使って延々8回クリアした。もう、今なら目隠ししてもクリアできるかもしれない(^_^;)。

バイオハザードのトップに戻る