バイオハザード4 挑戦記録


作品紹介 

 この作品を語る上で絶対に外せないのがシリーズ初登場から約10年目にしてのフルモデルチェンジである。従来のシリーズでは中途半端なアクションと凝った謎解き、そして迫りくるゾンビから いかに逃れるかといった内容が魅力だった。それに対し、今回はアクション色が強くなっている。そのアクションは従来の流れを受け継いだ独特のものなのだが、障害物を飛び越えたり、2階から1階に飛び降りたりといった操作が可能になった(ただし、どこでも可能という訳でなく、それが できる場所でしか実行できない)。このあたりは3D版ゼルダの伝説と同じようなアクションボタン制度になっており、親切設計と言える。

 フルモデルチェンジに伴い、射撃の際は従来のオートロック機能が撤廃されたため、自分で狙いを定める必要がある。狙うのが難しいというよりも、そこに敵が いるのかどうか、肉眼で確認しなければならないという点に大きな違いが出てくる(従来は敵の姿が見えなくても、武器を構えれば自動的に主人公が敵の方向を向いてくれた)。

 登場する敵も従来シリーズとは一線を画している。まず、T-ウイルスによるゾンビではない、ということ。見た目は普通の人間で、皆さん頭がイイ。きちんとした団体行動をとってきたり、武器を使ってきたり、機械を操作したりで、攻略する上では かなり迷惑である。もう、次から次へとゾンビ・・・っぽい敵が群れを成して襲いかかってくる場面は映画ハムナプトラで「イ〜ムホ〜テェ〜ップ」って唱えながら襲いかかってくるゾンビみたいな感じである。

 従来は どちらかと言うとゾンビから逃げるように攻略していたのに対し、今回は正面から戦うというのが前提。映画のエイリアン1と2の違いに似ている。また、まぁ〜るでランボーみたいなド派手戦闘ステージも用意されており、その場面だけを見たら これがバイオハザードとは絶対に思えないのである。

 この作品の恐怖分野は「不気味さ・気味の悪さ」である。従来シリーズの舞台は必ず夜だったのだが、今回は前半戦の舞台が白昼。そんな明るい時にゾンビ・・・っぽい敵にに襲われるというのは何とも不気味。また、ゾンビっぽい敵達が何やら会話をしていたり、叫んだりする場面も不気味。挙げればキリが無いのだが、私が推奨する(!?)不気味場面は以下の3つである。
(1)邪教徒達の 呟き声。私の耳には「コーケツロー」って呟いているように聞こえるのだが、実際には何と言っているのだろうか???
(2)動く鎧。真っ暗な部屋の中、ペンライトの光だけを頼りに進む場面で、いかにも、って思える鎧があったのだが、案の定 動いてきた。とにかく部屋が暗かったり、操作するアシュレーが武器を所持していなかったりで、不気味さと不安が増大したのである。
(3)リヘナラドール。あの息づかいと音楽は とにかく気味が悪い。何体もの遺体が宙づりになっている場所で登場する場面では、部屋の視覚的演出も相成って、不気味さが増大である。倒し方も結構独特・面倒で、辛いところである。

 敵を倒すと お金やハーブや弾丸を落としてったり、また今回は初登場となる黄色いハーブによって最大HPが上昇するというPRGっぽさが加わっているのも今回の特徴。お金が存在するということは、当然 買い物もできる。今回は基本的に新しい武器は購入することによって入手する。また、威力を上げたり装填数を増やしたりといった改造も可能。ハンドガンやショットガン等にも数種類が用意されており、夫々に特徴があるので、どれを選ぶべきか考えたり迷ったりするのも楽しい。中には特定の武器でしか敵を倒せなかったり、謎解きができない場面もある。その武器を持っていない場合は新たに購入する必要があるのだが、資金が不足している場合は現在持っているアイテムを売却し、その お金で買うことが可能である。

 従来のBHは1度でも死んだらハイ終わり、というのは今回も同様である。が、今回はやたらに笑点することが多い。たった一撃の攻撃で笑点することがあったり、一撃即死の障害物が沢山あったり、咄嗟の操作に失敗すると即笑点することも多々ある。特に後者に関しては会話イベント中に発生することが多く、会話にばっかり集中していると次の瞬間には笑点ということが多数。また、全体的な難易度の高さは恐らくシリーズで1番。という訳で、今回は とにかく死にまくる。が、ご親切にも(?)、笑点した場合は その直前場面から やり直せるようになっている。

 インクリボンが無くてもセーブできるようになったのも大きな変更点。というのも、従来シリーズは最短で3時間ぐらいでクリアできるのに対し、今回は・・・最短が どのぐらいか不明であるものの、普通に やっていたら10時間以上かかる。加えて、上記のように即死攻撃が数多くあるため、何かと こまめにセーブした方がイイ、ということもあると思われる。タイプライターを見付けるたびに必ずセーブしていたら・・・クリア時点でセーブ回数が70回を越えた。従来シリーズの場合、何回もセーブするとクリア時のランクが下がって隠しアイテムを入手できなくなったのだが、GC版になってからはクリア時のランクにセーブ回数は加味されなくなったので、まぁ〜、遊ぶ側としては安心なのである。

 特典で付いてきたDVDには開発初期段階のBH4動画が収められており、それは今までのBHシリーズと同じような作りになっていた。ということで、当初は「私は そっちの方を遊びたかったのに!」って思ったのだが、慣れというのは怖いもので、4を何度も やっているうちに「これは これで面白いかも」って思うようになってきた。



序章 

 1998年に発生した、レオンにとってはトラウマとなったラクーン事件。事の発端はアークレイ山地での猟奇殺人事件だった。この裏には製薬会社アンブレラの生物兵器用ウイルスの極秘実験が絡んでいた。その実験中にT-ウイルスがラクーン市に流出し、人々は次々とゾンビ化し、市全域が地獄となった。事態を重くみた合衆国大統領および連邦議会は市全域の『滅菌作戦』を実行、ラクーン市に核兵器を撃ち込み、T-ウイルス諸共 街を消滅させた。政府はアンブレラ社に対し業務停止命令を発し、社の株価は暴落。アンブレラ社は崩壊した。

 それから6年後。レオンは大統領の命令で特殊訓練を受けていた。大統領一家を護衛する任務に就くはずだった。ところが担当になるはずだった大統領の娘が拉致された。情報部の話では 欧州の片田舎で黒装束の集団が大統領の娘に似た女を連れていたとの情報を掴んだとのこと。それを聞きつけたレオンは検索のため、現場に直行する。まさか最初の任務が救出ということになるとは・・・。



この作品の購入経緯 

 当初BH4は従来シリーズと同じような作りということでカプコンのHPに紹介されていた。が、ある日 久々にカプコンのHPを見たらBH4の作りがガラリと変わっていたので唖然とした私。何ぢゃこりゃ!? このフルモデルチェンジが果たして吉と出るか凶と出るかが全く不明なのだが、とにかく正道バイオハザードシリーズを遊びたいがためにGCを購入した私、買わない訳には いかなかった。ただ、何やらカプコンが方針転換したらしく、1年後にはPS2でBH4を発売するっぽいような噂を耳にした。私としては面白くない情報である。



やり込みみ日記 

 私が知人に初めて このゲームを紹介されたり、また自分が初めて実際に遊んだバイオハザードは2。ということで、その時の主人公だったレオンが満を侍しての再登場ということで、私は嬉しかった。また、BH3のオマケ要素にて語られていた彼のその後を読み、果たして彼が どうなってしまうのか気がかりだったのだが・・・ゲーム冒頭で その答えが明かされたので安心したのである。

 序章部分が終わり、いよいよゲームに突入。何を置いても今回とにかく気になったのはフルモデルチェンジした内容。固定画面から第三者的に主人公を見るのではなく、主人公の視線から周りを見渡すという点は・・・他のゲームに沢山あるのだが、ことバイオハザードとなると やはり違和感があった。その直後にゾンビ・・・っぽい敵との戦闘になったのだが、自動ロックオンが存在しない今作品、手動で狙いを定めるのに一苦労である。また、敵が何やら話をしながら連携して襲いかかってきたり、物を投げ飛ばしたり、機械を操作したり、そして何より白昼に そういった出来事が起きるという点が今までのシリーズとは全く違っていた。敵との戦闘に入ると音楽が変わるのだが、全て倒したと思っても、まだ どこかに敵が潜んでいる場合は戦闘音楽が続く。オートロックオンが存在しない今作、見えない敵が どこにいるのか、いつ襲われるのか、そのあたりの緊張感が何とも心臓に悪い(^-^;)。

 ボタン連打が必要になったり、咄嗟のボタン操作を駆使して即死攻撃をかわす場面が幾度となく出てくるのだが、初めのうちは そのたびに即死した私(-_-)。中ボス攻略の際にも特定の倒し方やら特定の武器が要求されたりと、今回は とにかく死亡率が高くて結構イライラする(-_-)。しかも慣れるまでは非道い3D酔いに悩まされた私。前半戦は我慢との戦いでもあった。

 前半戦の村を攻略していく途中、主人公を助けてくれた謎の中華服女性の姿がチラリ・・・って、どこが謎やねん! 正体バレバレやんけ。レオンが再登場すると聞いた時点で「ならば あの人物も再登場かな」と容易に推測できたのだが、実際に その姿を確認すると何とも嬉しいものがある(^o^)。

 村の教会で無事に誘拐された娘を救出。普通、誘拐された大統領の娘となると、10歳前後というイメージがあるのだが、今回は20歳ときた。しかも巨乳でミニスカート。敵が どこから襲いかかってくるかよりも、彼女の体のことが気になって しょ〜がない(^¬^)。やっぱホラーものには巨乳美女が付きものである。が、2人で行動をするといっても、BH0の時みたいに一緒に戦ってくれる訳ではなく、彼女を守りながら戦わなければならないのが結構 難しくて大変。彼女が敵に連れ去られようものなら、彼女に弾が当たらないように敵を狙撃しなければならず、慎重を要する。それでも、まぁ〜、何とか前半戦の舞台となる村を終えた。

 中盤戦の舞台は趣味の悪い お城。ここに出てくる敵は村民ではなくて邪教徒。外見もさることながら、その呟き声が怖い・・・と言うよりは とにかく気味が悪い。耳元で囁かれるような あの声は鳥肌が立つのである。ヘッドフォンで聞くことを推奨。ともかく、テレビから聞こえてくる声は普通のステレオで、サラウンドではない。そのため、敵が遠くで呟いていても、あたかも敵が目の前にいるかのように聞こえてくるため、そこがまた何とも不気味だった。途中、アシュリーと はぐれるイベントが発生。1人で自由に動き回れることになったので、かえって安心。

 城のとある場所にて きちんとした形でエイダと再会。BH2の時は32ビットマシンによるカクカクしたロボット顔のような彼女だったが、今回は人間らしい顔(?)になっており、ワイの好みやぁ〜(^¬^)。しっかしエイダは相変わらずの女狐・小悪魔ぶりである。

 その後アシュリーを発見。しかし救出方法が分からず。どこかにスイッチやら階段が ある訳でもなく・・・。試しにライフルを購入して望遠で見たら、何のことはない、アシュリーの体を取り巻いている装置を物理的に破壊するだけという、至極簡単な救出方法であることが判明。救出後、今度はアシュリーを操作して彼女1人で攻略することに。ペンライトの光だけが頼りの暗い部屋を歩いたり、いかにも怪しい鎧が飾られていたりという雰囲気的な不気味さは勿論のこと、何より武器を持っていないというのが不安さを一層かき立てる。そう思っていたら、いきなり鎧が動き出した。お約束と分かっていても、やっぱり気味が悪い。静寂な空間で鎧の足音だけが響くというのは心臓に悪いのである。

 ようやく2人の状態に戻るも、進めていくうちに まぁ〜たアシュリーの拉致イベントが発生。まぁ〜、やっぱり1人で攻略していた方が気楽でイイかな。城のボス戦では倒し方がイマイチ分からなかったり、即死攻撃を連発されたり、途中で弾切れを起こしたりで とにかく苦労したのだが、何とか倒した。その後、エイダが運転するボートに乗って最終決戦地となる要塞島(仮称)へ。しっかしレオンとエイダって愛し合っているくせに お互いの立場上、妙に警戒し合ってあり・・・何とも面白い関係である。

 後半の舞台となる要塞島(仮称)。ここでは大部分で映画ランボーみたいな戦闘が繰り広げられ、おおよそバイオハザードらしさが無かった。特に友軍の武装ヘリコプターが登場して敵の施設をバカスカ撃ちまくって爆破させるというのは・・・まぁ〜、見ていて楽しかったかも(^m^)。そんな中にあって、しっかりとバイオハザードしている場面も きちんと含まれていた。リヘナラドールである。倒し方が かなり独特ではあるものの、ここに辿り着く頃までには武装が一通り揃っているので、それほど苦労することは無い。が、しかぁ〜し! 薄暗くて青白い部屋の中で あの息づかい、あの音楽。猛烈に気持ち悪いのである(>_<)。倒したにせよ逃げたにせよ、生きた心地がしないのである。が、その後クレーンゲームの要領で敵を倒すイベントには笑ってしまった。

 アシュリーと合流するも、まぁ〜た拉致イベントが発生。その後、レオンの元同僚だったという人物との戦闘。但し、これは会話イベントの最中に回避操作を行うという、かなり独特の戦闘。ボタンが反応しないことが多々あり、何度も即死(-_-)。イライラするぅ〜(`m´#)!! 最終的にはエイダが救出してくれた格好となり、BH2も含めてレオンが彼女に助けられたのは・・・これで4度目ぐらいになるんだべか。その後、場所を変えて元同僚との一騎打ち。今度は普通の戦闘となったのだが、かなり内容が しつこかったように感じる。見事勝利を収めた後に再びアシュリーと再会。ここでもエイダが手助けしてくれたっけ。しっかし、アシュリーを救出するのが任務のくせして、一体 何回敵に拉致され直したことやら(^-^;)。

 いよいよ最終ボスとの決戦。今まで あんまし使ってこなかった手榴弾が大活躍だったのだが、トドメとなる一撃は・・・エイダによって提供された ごっつい武器であった(^-^;)。う〜ん、これってBH2と同じ展開なのだが、レオン編では お約束の展開ということになるのかな。で、最終ボスを倒した後は施設が吹き飛ぶ前に、制限時間内に脱出するというシリーズのお約束は今回も健在。が、今回はジェットスキーでの脱出の際に何度即死したかな・・・(-_-)。これは かなり うざったく感じたのだが、何とかクリアできた。最終的な死亡回数は17回、セーブ回数は73回、クリア時間は14時間少々だった。これの どこが「EASY」モードやねん・・・ρ(-ω-)。

 今回のクリア後の特典はミニゲームの追加、次回プレイ時における お金と道具の引き継ぎ、そして別衣装の選択。ということで、早速 別衣装を選んで遊んでみた。レオンの服装は予想通りBH2の時に着ていた警官の服だった。で、武器弾薬は既に沢山手元にあるので、攻略が かなり楽。1回目の時はイライラしっぱなしだったのだが、2回目の時は楽しく遊べた。また、別衣装を選択したことによりアシュリーの服も変化。通常はミニスカート衣装なのだが、今回はムネの谷間クッキリ衣装となった(^¬^)。エイダの衣装も変化。こっちは いかにも工作員という格好なのだが、中華服よりも この方が ずっとカックいいのである。



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