バイオハザード5挑戦記録


作品紹介 

 家庭用ゲーム機が三つ巴状態になっている中、どのハードで発売されるかが注目された作品。ハードの性能だけを見ればPS3とX-BOX360、ハードの売り上げ数からいくとWiiに軍配が上がるのだが、最終的にはハード性能を追求してPS3とX-BOX360にて発売され、その直後にWiiでガンシューティング形式の作品が発表されるという、無難というか上手い棲み分けができたように思われる。

 2種類のハードで発売され、単純に容量だけを見るとPS3の方に軍配が上がるのだが、どういう訳か容量が圧倒的に少ないX-BOX360版の方が画像が綺麗ということで、ハード性能はソフトの容量だけで決まる物ではないことを照明する形にもなった。

 基本的なゲームシステムはバイオハザード4を踏襲。アイテム画面を開いたり、机に置かれているファイルを読んでいる最中も敵が遠慮なく動いて襲ってくる忌々しい点はアウトブレイクシリーズと共通。主人公2人で協力して攻略するという点はバイオハザード0を踏襲。

 主人公にはクリスがコードベロニカ以来の再登場。もう1人の主人公として初登場のシェバ(英語音声では「シャヴァ」と聞こえる)が相棒役を担当。クリスの従来からの相棒であったジルが既に死亡していることが物語冒頭で語られているが、本当に死亡したと思ったファンは皆無だったはず。

 相棒といえば、今作品ではオンライン・オフラインいずれでも2人同時プレイが可能。1人で遊ぶ場合はAIが相棒役を操作することになり、敵を探したり狙い撃ったり特定のボタンを押したりといった決まった作業に関しては頭がイイ半面、融通が全く効かないという典型的な機械脳である。そんな時は文字通り人の手と頭を借りた方が遥かに楽という展開も多数。

 ゲームの難易度は相当高くなっている。特に中ボスクラスの敵。従来シリーズのような力業が通用せず、特定の倒し方・攻略方法が存在し、その方法を見付けるのが結構大変。また、何の予告も無しに いきなり即死攻撃を湯水の如く仕掛けてくる 不届き奴も多数。という訳でイライラ度も上昇しやすい。そういった点を考慮し、セーブはチェックポイント毎の自動セーブ制度が導入されたり、死亡して再スタートする際は一旦メニュー画面から装備を見直したりアイテムを購入することが可能になった。また、従来作品では初めから終わりまでが1本道・一方通行になっていたが、5では1度クリアしたチャプターであれば好きなチャプターを何度でも遊べるようになった。よって攻略に行き詰まった場合は 過去の簡単なチャプターや お金を稼ぎやすいチャプターを何度も攻略して お金を稼ぎ、武器を調達・強化してから再度 挑戦するといった作戦も可能。とは言うものの、それであっても難易度の高さは変わらず、イライラ度は高かった(^_^;)。

 今作品で登場する敵は4と同じくプラーガ(5では その発展型)に寄生された生物。但し、2に登場したリッカーが発展型として再登場しているため、1部の敵はT-ウイルス投与による生物兵器となっている。

 従来シリーズでは「恐怖」という要素が色濃くあったのだが、今回の5では正直なところ「恐怖」を感じ取ることができず。むしろ「うざったい」とか「またかよ」といった印象が強かった。

 当然、やりこみ要素は今回も健在。お約束となっている無限弾であるが、今回は条件が かなり緩和されている。1度クリアしてしまえば、入手権利を得られる。但し そのためには各武器を最大改造するためのお金と無限弾データと交換するためのポイントが必要になる。「条件」は簡単だが「お金」と「ポイント」が大量に必要となる。が、そのためのお金とポイントを稼ぐこと自体も やりこみ要素になっている。ゲーム中に於ける行動や積み重ねによって実績ロックが解除される、というのも やりこみ要素の1つ。そしてマーセナリーズに関しては言わずともがな。但し4ではマーセナリーズの成績によって特典が得られたのに対し、今作品では単なる自己満足にしかならない。それであっても やり込み要素になり得てしまうあたり、流石である。



序章 

アフリカの大地に伸びる道を行く一台の車。やがて車はキジュジュ自治区内の近くに停車し、一人の男が降り立った。クリス・レッドフィールドである。クリスが辺りを見回していると、女性が近づいてきた。
「ようこそアフリカへ、シェバ・アローマよ」
差し出された手を握り返し、クリスは今回の作戦でも相棒がいることを知る。多くの任務をこなす中、失った仲間も少なくない。この世界は命をかけてまで守る価値があるのだろうか? その自問に、今はまだ答えはない。だが、クリスにはこれだけは分かっていた。俺にはやらなければならないことがある。



この作品の購入経緯 

 今作品がPS3とX-BOX360で発売されると分かった時点で私が持っていた同世代ハードはWiiのみ。よって この作品で遊ぶためには いずれかのハードを購入する必要があった。私は過去、リメイク版バイオハザード1を遊ぶだけのためにゲームキューブ本体を購入した経験がある。バイオハザードシリーズは新しいハードを購入してでも遊びたいぐらいに好き。という訳で、今回は新しいハードとして どちらを購入するべきか、から始まった。以前はPS3が既定路線だったのだがぁ〜・・・相方と一緒に色々と検証した結果、本人達もビックリのX-BOX360選択、という結論に至った。



やり込みみ日記 

 今回は某通信販売会社の熱帯雨林にて注文。発売日に しっかりと手元に届いた。X-BOX360用の限定パックだったということで、箱が そこそこ豪華だったのでビックリした。まずは説明書を見たのだが・・・うむむ、アイテム画面を開いている間も敵が襲ってくるという、アウトブレイクと同じ忌々しい仕様なのか(-_-#)。

 そして もう1つの大問題が操作ボタン。ゲームキューブの4で遊んだ時は左側がダッシュボタン、右側が射撃ボタンだった。PS2の4の時は基本は左側が射撃ボタン、右側がダッシュボタンということで位置が入れ替わっていたのだが、もっと右側のボタンを射撃ボタンとしても使うことができたため、結果的に左側がダッシュ、右側が射撃という使い方ができた。が、今回の5では・・・もっと右側のボタンに別の機能が割り当てられてしまったため、左が射撃、右がダッシュで固定されてしまった。使うボタンに関してはカスタマイズができず(-_-#)。よって まずは従来と真逆になった操作ボタンに慣れる必要が あったのだがぁ〜・・・撃ちたい時にダッシュ、逃げたい時に射撃ボタンを押してばかりだったため、イライラ度がいきなり跳ね上がった(-_-#)。

 事が前後したのだが、説明書に一通り目を通し、いよいよゲーム開始。自分は求めていなかったものの、流石にX-BOX360、しかもテレビ接続にはHDMI端子を使っているのだけあって画面が綺麗である。いきなり登場したのが仮面の人物。たいてい こういう場合、その正体は知っている人物である。でないと仮面で顔を隠す必要が無いからね。主人公としてクリスが登場するということで、当然今回はウェスカーが敵として登場するはず。となるとG-ウイルスのせいで顔が変形してしまったウェスカーが仮面を被っているのかな??? それともコードベロニカに登場したアシュフォード家の人だべか?

 前置き部分が終わり、いよいよゲーム開始。武器を構えられなかったりアイテム画面を開けなかったり。何かの不具合か!? また、街の作りが相当細かくなっており・・・これは いちいち中を調べるのが大変そうだな(-_-#)。ただ、どこを調べても これといったアイテムなり情報は入手出来ず。う〜ん、一体どういうことだべか!?

 そんな不安を抱えつつも肉屋で武器を受け取ったら・・・直後から画面の雰囲気が変わった。今までは一種のムービー画面で、本来のゲーム画面は ここから、ということになるのかな。今回はアイテム画面を開かずとも、十時キーだけで武器の装備替えができるということで早速試してみた。う〜ん、気持ちイイ。装備を調えて肉屋を後にした。相棒のシェバが後ろから付いて来てくれるあたり、バイオハザード0を思い出す。あ゛、4でもアシュリーが付いて来たんだっけか(^-^;)。

 最初の戦闘場面では何が起きたかを理解する間も無くマジニに抱きつかれた。離れろよ、お前はホモか!? と思ってバタバタしていたところ、相棒のシェバが助けてくれた。このAI、結構頭イイかも。その直後、マジニが大量発生。律儀に倒していくもアッという間に弾切れ。これはヤバい(゜д゜)。という訳で とっとと退散。地下道を抜けて集会所に到着。お゛っ、ここってカプコンのWebサイトに掲載されていた紹介動画で見た場面だ。直後から住民達による一斉攻撃が始まった。家の中に籠城して、本棚で出入り口を塞ぐという展開。4にも同じような場面があり、懐かしさを感じ・・・る暇は とても無く(^-^;)。こっちは武器が貧弱なのに、住民達は そんなこと お構いなしである。しばらく戦っているうちに外見からして いかにもヤバそうな大斧を持った敵が出現。撃っても手榴弾を爆発させても倒せず。無視して他の住人達と戦っていたら・・・背後からバサッ。ムカ〜(`m´#)!! 難易度がEasyとは とても思えない展開である。この場面だけで何回やり直したことか(-_-#)。ともかく、最終的には何とかクリアできた。今回のバイオハザード5、難易度が半端でないと痛感した。

 次のステージでは中ボスの通し方は見当がついたのだが、火葬するタイミングが合わなくて苦労。その次のステージでは空を飛ぶ敵に苦労。昔のバイオハザードのシステムの場合、武器を構えれば自動的に敵の方を向いてくれたので空飛ぶカラスを撃ち落とすのに それほど苦労しなかった。が、4以降のシステムでは空を飛び回る敵を狙い撃つのって滅茶苦茶難しい(>_<)。これは素早く走り回る犬に対しても同じ事が言える。

 バイクの群れに襲われる場面では咄嗟のボタン操作が必要となった。4にも こういった咄嗟のボタン操作を要求される場面があったのだが、5では間違ったボタンを押したとしても それによって即ミス判定にはならず、制限時間内に正しいボタンを押し直せばOKという仕様に変わっているようで。とりあえず全てのボタンを押しまくっていたら問題無かった。また、ここでは主人公達の危機を別部隊の人達が助けてくれた。こういったゲームでは主人公以外の集団部隊って非力で単なる やられ役になることが多いんだけどぉ〜・・・もしかしたら これが唯一の見せ場かな!?(時系列は前後するが、ほどなく この予想は正しかったことが判明する) 部隊長が相棒シェバの師匠にあたる人とのことだったんだけど、果たして彼は最後まで生き残れるのか否かが心配で しょ〜がなかった。

 ステージは進む。暗闇トンネルの中を方や照明役、方や射撃役として進むのは面白かった。こういった3D視線のゲームでは地図情報が結構重要なのだが、地下深いとGPSが使えないという細かな設定には困った(^-^;)。ガトリング砲をバカスカ好き勝手放題に撃ってくる敵はムカつく(`m´#)。

 空飛ぶ巨大コウモリの中ボスには物凄い苦労した(>_<)。挟み撃ちをすることによって初めて敵の弱点を攻撃できるのだがぁ〜・・・AIシェバが私の後をピッタリ くっついてくるため、挟み撃ちができず(>_<)。AIシェバは通常は「援護モード」になっており、これを「突撃モード」に切り替えれば何とかなったのだが、当時は そんなことに気付く暇も無く。という訳で一旦断念し、作戦を練り直した・・・と言うか私の相方が会社から帰ってくるのを待った。んで、相方が帰宅したので、今度は2人で遊んだ。そうしたところ見事に挟み撃ちが成功し、巨大コウモリを撃退成功。イライラが大きかった分、喜びも大きかった(⌒∇⌒)v。

 続いては車で走り、近付いてくるバイクを撃つというステージ。カプコンも色々と考えるね〜(^-^;)。武器としては固定式ガトリングガン、又は固定式マシンガンを無限に使える(但し連発し過ぎるとオーバーヒートを起こし一時的に使用不能になる)のだが、その半面 他の武器や回復薬を使えないのが辛い。中ボスとしてエルヒガンテが登場。4にも出てきて苦労したんだけど、今回もそこそこ苦労することとなった(^-^;)。

 ホバークラフトで移動するステージ。巨大鮫に出くわすのではないかと冷や冷やしていたが、ホバークラフトでの移動中は そういったことは無く。徒歩移動最中に いかにもというジョーズ(?)が出てきたので迎撃したのだがぁ〜・・・向こうは弾を受けても お構いなしに突入してきて瞬殺された(-_-#)。ムカつくぅ〜(`m´#)!! また、ここのステージの序盤ではジルが死亡した場面の回想があったのだが、それを観て「ジルは生きている」と確信した人が多数いたことと思われる。あれは「死亡」ではなくて単なる「MIA(作戦行動中の行方不明。直接確認した訳ではないが、恐らくは死亡という扱い)」である。

 ステージを進めるうちに 嬉しくない再会。チェーンソー男である。4の時に散々苦労させられたんだけど、まさか5でも再登場するとは(>_<)。その後に嬉しい再会。シェバの師匠。ただ、再会できたはイイものの、洗脳されていたりプラーガに寄生されているのではないかと疑いを持ったままだった人も多数いたことと思われる。船の上での中ボス戦は とにかく うざったくて しつこくて ただ時間がかかっただけで、これまたイライラが募った。

 古代遺跡。まるでゼルダの伝説である。アンブレラ社の誕生秘話が ここで明らかになったのだが、バイオハザード1が作成された当初、こんな設定を考えていた人って誰もいなかったよね(^-^;)? 中ボスの巨大蟹も やっぱり うざったかった(-_-#)。ジルが格納されているであろう場所を確認しようとした瞬間、とあることが閃いた。ジル、既に登場していたでしょ? 案の定、格納カプセルの中にジルの姿は無く。推測が確信に変わった。

 研究施設内。巨大カマキリによる瞬殺事件が続出(-_-#)。色々な意味で感動の再会。今作品に於けるジルの扱いに不満を持った人が続出のはず。意外かもしれないが、自分で操作してウェスカーと対決するというのは今回がシリーズで初めてということになるのかな。

 船。バイオハザードシリーズでは最終ボスを倒す際に何かしら特殊武器が登場する、というのが お約束。果たして最終ボスなのかどうかは分からないものの、フェリーよりも大きな敵を どうやって倒すのかと思ったら・・・まさか衛星兵器という規模の物が登場するとは予想できず。今作品の中ボスは いちいちうざったくて長期戦になることが多かったのだが、この敵は割とアッサリだったかな。ただ、その後が滅茶苦茶大変だった(>_<)。防弾着を着て飛び道具を湯水の如く使ってくる敵がウヨウヨ増殖したり、瞬殺攻撃をジャブを使う程度の感覚で安売りしてくる巨大カマキリが同時に2体出てきたり、ガトリング男が2体同時に出てきたり。どの中ボス戦よりも苦労したような気がするが、根性だけで突破。

 いよいよウェスカーとの決戦。てっきり衛星兵器で倒した敵が最終ボスで、ウェスカーは尻尾を巻いて逃げて決着は次回以降に持ち越しになると思っていただけに意外だった。ここではAIシェバに足を引っ張られまくりだった(>_<)。まぁ〜るでウェスカーとシェバ2人が手を組んでおり、クリスが1人で戦っている、そんな印象。ウェスカーに対する特殊武器というのが・・・外見も見た目の効果もシリーズで1番地味な特殊武器だった(^-^;)。ともかく、これで終了してホッ・・・と思ったら まだ続きが(゜д゜)。え゛、ウソォ〜!? もう全身全霊で戦ったから気力が残ってない(>_<)。ただ、次の戦いは咄嗟のボタン操作ばかりだったので、それほど苦労しなかった。

 今度こそ終わりかと思ったら・・・まだ続きが あるのね(-_-#)。ただ、今度は私が得意とする力押しが中心だったので、ここも それほど苦労せず。しっかしクリス、あんだけ でっかい岩を体1つで動かすなんて凄いだぁ〜ね(^-^;)。すっかり忘れていたシェバの師匠が再登場したんだけど、無事に生きててビックリ。一応、形的にはウェスカーとの決着をつけたことになっているんだけどぉ〜・・・本当に あれでウェスカーを倒せたのか、怪しく感じている人が大多数と思われる。7なり8あたりの続編でクリスが主人公として再登場した際、ウェスカーが実は生きていた、ってことで再登場しそうな気がしてならない。

 今度こそ正式に本編をクリア。そうしたらお金とポイントが必要になるものの、武器の無限弾データ入手権限をアッサリ取得できたので拍子抜け(・o・)。マーセナリーズも遊べるようになったのだが、4の時に偉い苦労をしたのと、猛烈なプレッシャーがかかるということで後回し。まずは無限弾を揃えることに専念。

 で、無限弾を揃え、宝石集めやらエンブレム集めも やり尽くしたところで いよいよマーセナリーズに挑戦。無限弾で遊ぶことに慣れてしまっていたため、滅茶苦茶難しく感じた(>_<)。が、攻略方法さえ覚えれば後はどうにかなる。1人で遊んでも楽しいのだが、やはり2人で遊んだ方が ずっと楽しい。勿論、時には足を引っ張られることもあれば、自分が足を引っ張ることもある。だが、それであっても一緒に悔しがったり、ムカついて一緒に叫んだり、思わぬ珍プレーで一緒に大笑いしたり、予想外の高得点を出して一緒に大喜びしたり。喜怒哀楽を共にできるゲームって最近は減っているような気がする。

 バイオハザード5が発売された直後にWiiガンシューティング形式バイオハザードシリーズ第2弾の制作発表が行われたので、次は そちらを楽しみに、である。6が どのゲーム機で発売されるのかが興味津々であるが、もう1つの興味は誰が主人公になるのか、である。バイオハザードシリーズの主人公は1と2で初登場の顔ぶれが出揃い、それ以降は歴代の主人公が交代で再登場するという、長期シリーズ作品ならではの お約束となっている。という訳で6の主人公候補は本来の順番からするとジルなのだが、一応は5でもジルが登場したことになっているのでぇ〜・・・となると本命はクレアか!?



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