まいけるの独り言 (マニアックな独り言)



機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

筆者からの紹介

印象に残った台詞

モビルスーツ ガンダムNT-1

ヒロイン クリスチーナ・マッケンジー



筆者からの紹介
  ガンダム初のOVA作品。人物デザインを美樹本晴彦が担当しているため、登場人物の美しさはシリーズ中でも群を抜いている。

 全体的に派手な戦闘場面が少ないためにファンの欲求不満がたまる内容となっている。が、最後の場面の衝撃度はおそらく全シリーズ中で1番と言っても過言ではないであろう。

 ちなみにこの作品、当時ほとんど無名だった林原めぐみ嬢がヒロイン役で出演しており、これが彼女の出世作となった。



印象に残った台詞
「パパ、ママ、電話は無し!!」ヒロインのクリスがバーニィを泥棒と間違えて力いっぱい殴りつけ、アルから事情を説明された直後の台詞。それまでは演じている声優が誰なのか全く気にしていなかったが、その台詞の叫び声で誰が演じているのかが1発で分かった。



モビルスーツ ガンダムNT-1
 一年戦争末期、連邦軍北米オーガスタ基地で開発されたニュータイプ専用ガンダム。全身にマグネットコーティングをほどこし、視認性を向上させるためMSでは初の「全周囲モニター」を搭載した機体でもある。増加装甲としてチョバムアーマー(炸薬の爆発を利用して衝撃を打ち消す装甲)を装備可能である。

 専用武器はビームライフル、ビームサーベル、バルカンに加え腕部に隠されたガトリング砲がある。

 ニュータイプ能力の肥大したアムロに合わせて作られたが、ジオンの襲撃などによって結局大戦終結までにアムロの手に渡ることはなかった。配備までのメイン・テストパイロットはクリスチーナ・マッケンジー。


ヒロイン クリスチーナ・マッケンジー
 富野氏の手から初めて離れた記念すべきガンダム『機動戦士ガンダム0080 ―ポケットの中の戦争―』のヒロイン。愛称クリス。0080で描かれる3人の主人公αβγの3人目(γ)である。他に2人も主役がいるために(γだけあって?)、作品中では描き方が足りないように感じられる残念なキャラクターである。美樹本晴彦氏デザインによる優しい黒い瞳が印象的。見た目の印象とはやや異なり、前向きな性格を持ち、有事には自分から積極的に行動する。

 地球連邦軍での階級は中尉であるが、強く両親に実戦参加を反対ため、静止模擬操縦(スタティックシミュレーション)専門のテストパイロットになった。そして、ニュータイプ(アムロ)用ガンダムNT-1アレックスのテストパイロットとして、地球からかつて両親と暮らしていたサイド6へ転任してくる。軍隊生活と違って日常的な生活感があふれているこの作品の性格上、主人公アルの隣の家のいいお姉さんの印象で終わる人もいるが、その親近感と意外性に魅力を感じる人も多いことだろう。彼女とアレックスの相性はそれほどいいものではなかったが、サイクロプス隊の奇襲により、望まない(?)実戦へと駆り出されることとなる。ザクにガンダムを破壊されたパイロットとして有名だが、テスト中のアムロ用ガンダムをシミュレーター経験のみで、完全に使いこなすなどそう簡単にできるものでない。それでもサイクロプス隊の中ではベテランパイロットであるミーシャ操るケンプファーを(敵の油断やアレックスの性能の良さもあったが)一瞬で葬り去ったのだから、それなりの戦闘能力を有しているといっていいだろう。他のガンダムパイロットが超人的であるがために、彼等と比較した場合、劣っていると見られるのは仕方のないことである。

 話の最後では、互いに惹かれあっていたバーニィを自らの手で殺してしまうという悲劇を招いてしまう。その事実を知らないことで少しだけ救われているだろうか…(小説版ではバーニィが生きているため、知ってしまったかもしれない)。ニュータイプ能力がもし潜在していたなら、好意を寄せているバーニィがザクに乗っていることがわかったかもしれない。あえてそうでなかった事に加えて、5話でアルに語る「自分のために戦う」という一連のセリフは高山文彦監督の富野ガンダムへのアンチテーゼだと思われる。

 余談だが、別れ際のアルへのキスにときめいた人も多いはず。
「一人じゃ…生きていけないもの…。」


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