まいけるの独り言 (マニアックな独り言)


名演説集

 ガンダムという作品の中において、日本の政治家にも是非見習って欲しいような、心に残る名演説がいくつも語られている。
そんな心に残る名演説を、ここに一挙公開!

ギレン・ザビ (劇場版 機動戦士ガンダムT)

ギレン・ザビ (劇場版 機動戦士ガンダムV)

エギーユ・デラーズ(機動戦士ガンダム0083)

クワトロ・バジーナ(機動戦士Zガンダム)

シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム逆襲のシャア)

ギルバート・デュランダル & ミーア・キャンベル(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)



ギレン・ザビ (劇場版 機動戦士ガンダムT)
 我々はひとりの英雄を失った! しかし、これは敗北を意味するのか!? 否! 始まりなのだ! 地球連邦に比べ、我がジオンの国力は30分の1である。にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か!諸君! 我がジオン公国の戦争目的が正義だからだ!

 これは諸君らが一番知っている。 我々は地球を追われ、宇宙移民者にされられた! そしてひと握りのエリートが宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年! 宇宙に住む我々が自由を要求して、何度、連邦に踏みにじられたか! ジオン公国の掲げる、人類ひとりびとりの自由のための戦いを神が見捨てるわけは無い! 私の弟! 諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!! 何故だ!?
坊やだからさ・・・

 新しい時代の覇権を我ら選ばれた国民が得るのは歴史の必然である。ならば、我らは襟を正しこの戦局を打開しなければならぬ。我々は過酷な宇宙空間を生活の場としながらも、共に苦悩し、練磨して今日の文化を築きあげてきた。かつてジオン・ダイクンは、人類の革新は宇宙の民たる我らから始まるといった。しかしながら地球連邦のモグラどもは自分たちが人類の支配権を有すると増長し我らに抗戦をする。諸君の父も、子も、その無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ!

 この悲しみも、怒りも、忘れてはならない!それを・・・ガルマは・・・死をもって我々に示してくれた! 我々は今、この怒りを結集し、連邦軍にたたきつけて、はじめて真の勝利を得ることができる! この勝利こそ、戦死者すべてへの最大のなぐさめとなる!

 国民よ! 悲しみを怒りに代えて、立てよ、国民! 我らジオン国国民こそ、選ばれた民であることを忘れないで欲しいのだ! 優良児たる我らこそ、人類を救い得るのである!! ジーク・ジオン



ギレン・ザビ 〜機動戦士ガンダムV〜
 我が忠勇なるジオン軍兵士たちよ。今や地球連邦軍艦隊の半数が我がソーラ・レイによって宇宙に消えた。この輝きこそ、我らジオンの正義の証である!決定的打撃を受けた地球連邦軍にいかほどの戦力が残っていようと、それはすでに形骸である。敢えて言おう!カスであると!それら軟弱の集団がこのア・バオア・クーを抜くことはできないと私は断言する。

 人類は! 我ら選ばれた優良種たるジオン国国民に管理・運営されてはじめて永久に生き延びることができる。これ以上戦いつづけては人類そのものの存亡に関わるのだ。地球連邦の無能なる者共に思い知らせ、明日の未来のために我がジオン国国民は起たねばならんのである!!



エギーユ・デラーズ (機動戦士ガンダム0083)
 地球連邦軍、並びにジオン公国の戦士に告ぐ。我々はデラーズ・フリート! いわゆる一年戦争のジオン独立戦争の終戦協定が偽りのものであることは誰の目にも明らかである!! なぜならば、協定はジオン共和国の名を語る売国奴によって結ばれたからだ。我々は、いささかも戦いの目的を見失ってはいない! それはまもなく実証されるであろう!!

 我々は日々思い続けた!スペースノイドの自治権獲得を信じ、戦いの業火に焼かれていった者たちのことを! そして、今また敢えてその火中に飛び入らんとする若者のことを! スペースノイドの心からなる希求である自治権要求に対し、連邦が軍事力を行使してささやかなるその芽をつみとろうとしている意図を証明するに足る事実を私は存じておる・・・!

 見よ! これが我々の戦果だ! このガンダムは核攻撃を目的として開発されたものである。南極条約違反のこの機体が密かに開発された事実をもってしても、呪わしき連邦の悪意を否定できうる者がおろうか!! 顧みよ! なぜ、ジオン独立戦争が勃発したのかを! なぜ、我らがジオン・ズム・ダイクンと共にあるのかを!!

 我々は3年間待った・・・。もはや、ためらいの吐息を漏らす者はおらぬ! 今、若人の熱き血潮を我が血として、ここに改めて私は地球連邦政府に対し、宣戦を布告するものである! 繰り返し心に聞こえてくる祖国の名誉のために!! ジーク・ジオン!!



クワトロ・バジーナ (機動戦士Zガンダム)
 議会の方には突然の無礼を許して頂きたい!! 私はエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉であります。 話の前にもう一つ知っておいてもらいたい事があります。私はかつてシャア・アズナブルという名で呼ばれた事がある男だ! 私は、この場を借りてジオンの遺志を継ぐ者として語りたい! もちろんジオン公国のシャアとしてではなく...、ジオン・ズム・ダイクンの子としてである!

 ジオン・ズム・ダイクンの遺志はザビ家のように欲望に根差したものではない!! ジオン・ズム・ダイクンがジオン公国を創ったのではない! 現在ティターンズが地球連邦軍を我がものにしている事実は、ザビ家のやり方より悪質であると気付く!! 人が宇宙(そら)にでたのは、地球が人間の重みで沈むのを避ける為だった。そして宇宙にでた人類は、その生活圏を拡大した事により人類そのものの力を身に付けたと誤解し、ザビ家のような勢力をのさばらせてしまった歴史をもつ!!

 それは不幸だ!! もう、その歴史を繰り返してはならない!! 宇宙にでる事によって、人間はその能力を広げることができると、なぜ信じられないのか!! 我々は地球を人の手で汚すなと言っている!! ティターンズは重力に魂を引かれた人々の集まりで地球を食い潰そうとしているのだ!!

 人は長い間、地球というゆりかごの中で戯れてきた。しかし時は既に人類を地球から巣立たせる時が来たのだ!!その後に至って、なぜ人類同士が戦い地球を汚染しなければならないのだ!? 地球を自然のゆりかごに戻し、人間は宇宙で自立しなければ、地球は水の惑星ではなくなるのだ!!

 このダカールでさえ、砂漠に飲み込まれようとしている。それ程、地球は疲れきっている。今、誰もがこの美しい地球を残したいと考えている! ならば、自分の欲求を果たす為だけに地球の寄生虫のようにへばりついて良い訳がない!! 見るがいい!!この暴虐な行為を!! 彼等はかつての地球連邦軍から膨れあがり逆らう者全てを悪と称しているが...、それこそ悪であり、人類全体を衰退させていると言い切れる! 私の話はここで終えるが、人類は終わる事なく歩み続けねばならぬのだ!!



シャア・アズナブル (機動戦士ガンダム逆襲のシャア)
 このコロニー、スゥイートウォーターは密閉型とオープン型をつなぎあわせて建造された極めて不安定なものである。それも過去の宇宙戦争で生まれた難民のために急遽建造されたものだからだ! しかも、地球連邦政府が難民に対して行なった施策はここまでで、入れ物さえ造ればよしとして彼等は地球に引きこもり、我々に地球を解放することはしなかったのである。

 私の父、ジオン・ダイクンが宇宙移民者、すなわちスペースノイドの自治権を地球に対して要求したとき、父ジオンはザビ家に暗殺された! そしてそのザビ家一党はジオン公国をかたり、地球に独立戦争をしかけたのである! その結果は諸君等が知っているとおり、ザビ家の敗北に終わった!

それはいい! しかしその結果、地球連邦政府は増長し! 連邦軍の内部は腐敗し! ティターンズのような反連邦政府運動を生み! ザビ家の残党をかたるハマーンの跳梁ともなった! これが難民を生んだ歴史である。

 ここに至って私は、人類が今後、絶対に戦争を繰り返さないようにすべきだと確信したのである!! それが、アクシズを地球に落とす作戦の真の目的である!! これによって。地球圏の戦争の源である地球に居続ける人々を粛正する!!

 諸君! 自らの道を拓くため、難民のための政治を手に入れるために! あと一息! 諸君らの力を私に貸していただきたい!! そして私は・・・父ジオンの元に召されるであろう!!



ギルバート・デュランダル & ミーア・キャンベル
(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

 皆さん、私はプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルです。我らプラントと地球の方々との戦争状態が解決しておらぬ中、突然このようなメッセージをお送りすることを お許し下さい。ですが お願いです。どうか聞いていただきたいのです。

 私は今こそ皆さんに知っていただきたい。こうして今だ戦火の収まらぬ訳。そもそも またもこのような戦争状態に陥ってしまった本当の訳を。各国の政策に基づく情報の有無により、今だ 御存知ない方も多くいらっしゃるでしょう。

 これは過日、ユーラシア中央から西側地域の都市へ向け、連合の新型巨大兵器が進行した時の様子です。この巨大破壊兵器は何の勧告も無しに突如攻撃を始め、逃げる間もない住民ごと3都市を焼き払い、尚も進行しました。我々は すぐさまこれの阻止と防衛戦を行いましたが、残念ながら多くの犠牲を出す結果となりました。進行したのは地球軍、されたのは地球の都市です。何故こんなことになったのか? 連合側の目的はザフトの支配からの地域の開放ということですが、これが開放なのでしょうか? こうして住民を都市ごと焼き払うことが!? 確かに我々の軍は連合のやり方に異を唱え、その同盟国であるユーラシアからの分離・独立を果たそうとする人々を人道的な立場からも支援してきました。こんな得る物の無い、ただ戦うばかりの日々に終わりを告げ、自分達の平和な暮らしを取り戻したいと、戦場になど行かず ただ愛する者達と共にありたいと、そう願う人々を我々は支援しました。

 なのに(連合軍は)和平を望む我々の手を はね除け、我々と手を取り合い憎しみで撃ち合う世界よりも対話による平和への道を選ぼうとしたユーラシア西側の人々を連合は裏切りとして有無を言わさず焼き払ったのです! 子供まで! 何故ですか!? 何故こんなことをするのです!? 平和など許さぬと、戦わねばならないと、誰が、何故言うのです!? 何故 我々は手を取り合っては いけないのですか!?

(演説者がミーアに交代)
 このたびの戦争は確かに私共コーディネイターの1部の者達が起こした大きな惨劇から始まりました。それを止め得なかったこと、それによって生まれてしまった 数多(あまた)の悲劇を私共も忘れはしません。被災された方々の悲しみ・苦しみは今も尚 深く果てないことでしょう。それもまた新たなる戦いへの引き金を引いてしまったのも、仕方のないことだったのかもしれません。ですが、このままでは いけません。こんな撃ち合うばかりの世界に安らぎは無いのです。果てしなく続く憎しみの連鎖の苦しさを私達は もう充分に知ったはずではありませんか。どうか目を覆う涙を拭ったら前を見て下さい。その悲しみを叫んだら、今度は相手の言葉を聞いて下さい。そうして私達は優しさと光の溢れる世界へ還ろうではありませんか。それが私達 全ての人の真の願いでもあるはずです。

(演説者がデュランダルに戻る)
 なのに どうあっても それを邪魔しようとする者が いるのです。それも古(いにしえ)の昔から。自分達の利益のために戦えと、戦えと。戦わない者は臆病だ、従わない者は裏切りだ、そう叫んで常に我らに武器を持たせ、敵を作り上げて、撃てと指し示してきた者達、平和な世界にだけは させまいとする者達。このユーラシア西側の惨劇も彼らの仕業であることは明らかです!

 間違った危険な存在とコーディネイターを忌み嫌う あのブルーコスモスも、彼らの作り上げたものに過ぎないことを皆さんは 御存知でしょうか? その背後にいる彼ら、そうして常に敵を作り上げ、常に世界に戦争をもたらそうとする軍需産業複合体、死の商人ロゴス。彼らこそが平和を望む私達全ての真の敵です。

 私が心から願うのは、もう2度と戦争など起きない平和な世界です。よって それを阻害せんとする者、世界の真の敵ロゴスこそ滅ぼさんと戦うことを 私は ここに宣言します!!



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